MANUFACTURING / JAPAN SOURCING
日本からの繊維・生地・縫製の調達
糸が必要なのか、生地を買いたいのか、染色や縫製まで頼みたいのか。受け取りたいものと、依頼する仕事を分けると、相談先を探しやすくなります。
受け取りたいものから、依頼範囲を決める
東レの研究開発案内でも、繊維、織物・編物、不織布、加工、縫製品と対象が分かれています。[1] 「繊維の調達」に含まれる仕事の広さを示す資料で、各依頼の供給先が確保されていることを示すものではありません。
材料の供給と加工を分け、こちらで決めている仕様と、相手に開発してほしい仕事を伝えます。日本での製造が要件なら、製造場所と原産地も別に確かめます。
- 1繊維・糸
- 2生地・加工
- 3縫製した製品
依頼範囲を示す図です。必ずこの順に製造することや、すべての供給先への対応を約束するものではありません。
製品群ごとに、最初の情報をそろえる
該当する行を入口に、仕様や見本を添えて相談します。決まっていない条件は、不明と残します。
| 製品群 | こちらから伝えること | 確認する依頼範囲 |
|---|---|---|
| 糸・紡績品 | こちらから伝えること繊維の種類、番手、用途 | 確認する依頼範囲糸の購入か、仕様に合わせた紡績か |
| 織物 | こちらから伝えること組織、混率、有効幅、現物見本 | 確認する依頼範囲既存品か、新たな生地づくりか |
| ニット生地 | こちらから伝えること編み方、目付、幅、仕上げ | 確認する依頼範囲在庫色か、別注染色か |
| 染色・整理加工 | こちらから伝えること加工前の素材、色、必要な性質 | 確認する依頼範囲加工のみか、素材の手配も含むか |
| 衣服・縫製品 | こちらから伝えること仕様書か見本、サイズ展開、数量 | 確認する依頼範囲型紙、生地手配、縫製のどこまでか |
| 不織布・産業用繊維 | こちらから伝えること用途、使用環境、必要な性質 | 確認する依頼範囲材料供給、加工、用途開発のどこまでか |
生地は、色ごとの数量から詳しく確認する
綿天竺を例に、生地仕様と色別の必要量から確認します。購入、染色、仕上げ、縫製で数量の対象がどう変わるかを整理した記事です。
- 在庫色と別注染色の最小ロットを比べる →
比較表と、仕入先に送れる質問例を用意しています。
見本とともに、未確定の条件も伝える
見本や図面、用途、必要な数量と単位、仕向地、希望時期を添えます。材料、加工、完成品のどれを購入する相談かも記載します。
再注文に備え、承認した仕様と見本の参照先を残します。同じ商品名なら性能が変わらないと考えず、何が変わると製造前の再確認が必要かを聞いておきます。
量産反の承認範囲を確認する
承認した色の基準を量産へつなぎ、色、風合い、洗濯結果を分けて残します。
- ラボ染めと量産反は、
色と風合いを分けて 承認する → 承認した色の基準を量産へつなぎ、色、風合い、洗濯結果を分けて残します。
生地から完成衣服の仕様へ進む
縫製の依頼では、測定位置、サイズ展開、試作品の修正を仕様につなぎます。
- 縫製OEMの仕様は、
写真とサイズ名だけで 足りるか → 縫製の依頼では、測定位置、サイズ展開、試作品の修正を仕様につなぎます。
出典
- TORAY — Fibers & Textiles R&D
素材と加工の研究開発範囲を確認。供給や受託の可否を示す資料ではありません。