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ソース小袋包装機は、同じ要求条件で比べる

更新日 · 執筆:HAM

ソース、袋、充填量、必要な出力、試験条件をひと組にして包装機を検討します。公表仕様と同じように、まだ回答のない条件も比べてください。

ソースと、完成させたい袋から考える

毎分400袋の機械と800袋の機械が、同じ仕事の条件を示しているとは限りません。滑らかなソースを10 ml入れる小さな四方シール袋と、具を含む大きめの袋では要求が違います。必要な製品と袋を出発点に、同じ組合せを各メーカーへ相談しましょう。

この記事は、ロール状のフィルムからソースの小袋を成形する機械を扱います。空の袋を購入して使う予定なら、最初に伝えてください。既製袋への充填は別の設備選定です。小袋包装機のカタログだけでは、予定する既製袋への対応は確認できません。

3つの情報を、ひとつの試験条件へ

矢印はメーカーと合意する情報の流れです。機械の配置図ではありません。

1実際のソース

製品サンプル、充填温度、固形物。

2フィルムと袋

サンプルロール、フィルム構成、完成する袋の形。

3充填量と出力

目標量、許容差、必要な良品袋数。

合意したひとつの試験条件

候補ごとに同じ製品・フィルム・受入条件を使います。実施できる試験と設備構成を確認してください。

試験結果を確かめる

良品袋数、充填結果、シールの所見、停止を、合意した条件に照らして比較します。

据付先の国での対応を確かめる

実際の現場で立上げ、教育、予備品を担当する窓口を明確にします。

製品、フィルム、目標が変わったら試験条件も見直します。試験結果だけでは賞味期限や1シフト全体の生産量は確認できません。

要求条件の比較

両メーカーへ同じ運転条件を伝える

要求伝えること回答で明らかにしたいこと
ソース製品サンプル、測定温度を添えた粘度、固形物と最大粒径、充填温度。未測定なら「未測定」と記載。適したポンプとノズル、製品の扱い方、温度管理の要否。
袋とフィルム三方・四方シールの別、完成幅と長さ、シール部分、フィルム構成・厚さ・サンプルロール。使える充填空間、フィルム送り、シール品質、必要な金型・治工具。
充填10 mlなど目標量と単位、必要な充填許容差と確認方法。実際の製品での充填範囲と繰返し性。製品の密度なしにgとmlを置き換えない。
出力毎分・1シフトあたりに必要な良品袋数、製品数、品種切替と洗浄の時間。合意した試験条件での継続出力。不合格品と停止も含めて確認する。
据付国、電源等の設備条件、使える床面積、後工程の設備、作業者。機械構成、立上げ、教育、予備品、現地支援の担当。

分からない情報はメーカーへの質問として残します。空欄へカタログの最大値を入れてよいという意味ではありません。

要求条件の比較

日本の2機種で、公表されている条件を読む

条件SANKO FR5 [1]TOYO MV [3]
製品・袋液体・ペースト。三方シール袋、四方シール袋、ペア袋。液体・粘体。主に食品向けの縦型・多列式四方シール包装。
寸法・充填量幅30–150 mm。長さはシール羽根構成によって異なり、公表範囲全体では30–330 mm。機種ページに充填容量の範囲は記載なし。幅30–100 mm(固定)、長さ30–150 mm(変更可)、充填量5–50 ml。
公表速度最大400袋/分、またはフィルム速度最大35 m/分。最大80 rpm × 10列 = 800包/分。
残る質問必要な充填量と良品出力に合う羽根、ポンプ、袋の構成はどれか。製品、フィルム、完成袋に合う列数と構成はどれか。

出典確認日:2026年10月17日。別々のカタログ条件であり、同条件の性能試験や順位ではありません。各機種の最大袋寸法と最高速度を組み合わせないでください。[1]と[3]は下の出典へリンクしています。

次の比較には、製品を使った試験が必要

SANKOは、顧客の実際の内容物とフィルムを使い、温度・湿度条件を含めて試験すると説明しています。[2] TOYOは製品、包材、効率、設置スペース等に応じた受注仕様の提案を説明しています。[4] 確認したページにはMVの標準的なサンプル試験サービスの記載はありません。TOYOへは、どの構成で何を試せるかを確認してください。

どちらの候補でも、製品ロット、充填温度、フィルムロール、目標量、速度、試験時間、サンプリング方法を合意します。合格した袋の数、充填量の結果、漏れやシール部への内容物付着、停止、洗浄・品種切替の観察結果を求めましょう。短時間の運転成功だけでは1シフト全体の出力は確認できず、包装試験だけでソースの賞味期限も確認できません。

SANKO — FR5の仕様 ↗

SANKO — 包装試験と海外サービス網 ↗

TOYO — MVの仕様(日本語) ↗

TOYO — 設備提案と海外対応 ↗

要求条件の比較

試験の確認を、据付先の国での対応につなげる

確認公表情報の出発点今回の購入で必要な確認
SANKOのサービスSANKOは米国・イタリア・オーストラリア・韓国の販売代理店と、タイの工場を掲載しています。[2]据付先を担当する窓口、立上げ範囲、教育の言語、対応方法、消耗品の入手性。
TOYOのサービスTOYOは25か国を超える納入と、代理店・現地アフターサービスの支援を説明しています。[4]その網がMVの予定構成と据付国に対応するか。サービス範囲と出張費。
試験の受入製品とフィルムを組み合わせて評価する必要があります。書面の受入条件、結果、未解決の例外。合意した製品やフィルムが変わる場合の再試験。

海外網があることは、具体的にサービスを尋ねる理由になります。据付先で技術者や予備品が確保されていることの確認にはなりません。

価格の前に、要求条件を相談する

製品、目標充填量、必要な出力、据付国と、分かっている袋の条件をHAMへお知らせください。不足情報と日本の設備メーカーへ確認する質問の整理をお手伝いします。次に目指すのは、共通の相談条件と、各候補がまだ確認すべき事項の明確化です。

下の文面を依頼フォームで使えます。サンプルやフィルム仕様がある場合は、その旨を記載してください。初回フォームは文章のみで、添付ファイルは受け付けていません。資料の共有方法は最初のご連絡後に相談できます。

ソース包装機の相談文 — コピー・保存
ソース小袋包装機の導入を検討しています。
会社・連絡先:
据付国・都市:
ソース・充填温度での粘度・固形物と最大粒径:
目標充填量と単位・必要な許容差:
袋の形と完成寸法:
フィルム構成・厚さ・サンプルロールの有無:
毎分・1シフトあたりに必要な良品袋数:
製品切替・洗浄の要求:
電源等の設備条件・設置スペース・後工程の設備:
製品とフィルムのサンプルの有無:
必要な試験結果と受入条件:
現地立上げ・教育・予備品支援の要求:
分かっている要求・未決事項:
不足情報と、候補メーカーへ次に確認する質問の整理をお願いします。
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出典・参考資料

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