海外取引支援会社情報お知らせお問い合わせ
  1. ホーム
  2. /日本からの調達
  3. /日本からの食品製造・調達
  4. /食品OEMの賞味期間は、受入日から逆算する
← 日本からの食品製造・調達

MANUFACTURING / JAPAN SOURCING

食品OEMの賞味期間は、受入日から逆算する

製造時点で期限内でも、着荷後に売る時間が足りるとは限りません。どの受渡し地点で何日残すかを決め、製品と輸送条件を支える根拠を確認します。

目次

  1. 「6か月」は、どの時点からの期間か
  2. 到着が遅いほど、販売に使える時間は減る
  3. 期限の根拠と、輸送日程を分けて尋ねる
  4. 受入条件を一枚にそろえて、見積を比べる
  5. 経路や包装を変えたら、条件表に戻る
  6. 仕入先への質問例

「6か月」は、どの時点からの期間か

海外の小売向けにソースを発注する買い手が、「賞味期間は6か月」と伝えました。メーカーは製造から6か月、販売先は倉庫への受入時に6か月残る条件と受け取るかもしれません。同じ言葉でも、約束する内容が変わります。

期間の起点、日付表示、残存期間を測る地点、確認する担当を記録します。工場での保管、出荷、輸送、通関、受入、その後の配送も含めます。各段階の保管・取扱条件も必要です。輸送日数だけでは、品物が置かれる環境を説明できません。

到着が遅いほど、販売に使える時間は減る

説明用に、製造から180日という期間がその製品の根拠で確認済みのケースを考えます。工場保管10日、輸送・通関35日、受入まで5日なら、使った期間は50日、受入時の残りは130日です。受入条件が残存120日なら、日程上の余裕は10日です。

これは日程の計算例です。ソース一般に180日の期限があること、輸送日数の確かさ、遅延や温度逸脱を許容できることを示しません。実際の注文では、具体的な日付と合意した日数の数え方で確認します。

同じ期限日でも、受入が遅いと残る期間が減る
同じ期限日でも、受入が遅いと残る期間が減る1801040130120123
  1. 1製造から出荷:10日
  2. 2輸送・通関・受入:40日
  3. 3受入時の残り130日/必要120日

説明例:10+40+130=180日。受入時の余裕10日は130日の内側にあり、期限を延長するものではありません。

期限の根拠と、輸送日程を分けて尋ねる

Food Standards Scotlandの公開概要では、製品と想定する流通・保管・使用条件に即した根拠を重視し、すべての食品に共通する単一の方法は示していません。[1] FSAの製品情報の整理も、中身、包装、取扱条件を合わせて扱います。[2]

根拠となる確認が、どの処方、製法、包装、保管条件を対象にしているか、今回の輸出経路もその範囲に入るかを尋ねます。別のパンや別の包装の試験を、そのまま今回のソースの根拠にはできません。不足する情報、評価方法、合格条件は食品の担当専門家と確認します。

必要な期間を確保できない場合は、日程を変えるか、中身や包装の開発案を評価する必要があります。印字する期限日を延ばして帳尻を合わせないようにします。日付表示と市場の要件は、実際の仕向地に合わせて確認します。

受入条件を一枚にそろえて、見積を比べる

買い手の要望、仕入先の提案、未解決の点を分けて残します。残存期間や取扱記録が合意した条件を満たさない場合に、誰が受入可否を判断するかも決めます。

発注前にそろえる項目
記録する項目買い手が伝えること仕入先に確認すること
製品と包装買い手が伝えること処方、容量、栓、仕向地仕入先に確認すること対象の版と変更案
全体の期間買い手が伝えること必要な期間と起点。妥当性は要確認仕入先に確認すること根拠のある期間、条件、確認範囲
出荷と受入買い手が伝えること地点と最低残存期間仕入先に確認すること製造・出荷予定と実現可否
経路の条件買い手が伝えること保管、取扱い、経路、想定遅延仕入先に確認すること前提、記録、未評価の条件
遅延・逸脱買い手が伝えること連絡先、保留と処置の判断担当仕入先に確認すること通知方法と判断に必要な記録

経路や包装を変えたら、条件表に戻る

倉庫の変更、混載待ちの延長、栓の変更で、以前の根拠が答えていた問いが変わることがあります。品名が同じという理由で、以前の確認がすべて有効と決めず、変わった条件を残します。

最初の相談には、製品と包装の参照先、仕向地、取扱条件、想定する経路の日数、受入地点で必要な残存期間を添えます。不明な経路の条件は、確認する担当と期限を付けて未定のまま共有できます。

仕入先への質問例

確認文面を開く
製品・処方の参照先:
販売包装・栓の仕様:
仕向地と保管・取扱条件:
期間の起点と希望する全体期間(妥当性は未確認):
出荷時/指定の受入地点で必要な最低残存期間:
保管・輸送・通関の想定日数と不明な点:
期限の根拠が対象とする中身・製法・包装・条件と、今回の経路で不足する確認を教えてください。
実現可能な日程、必要な記録・評価、遅延や逸脱時に判断する担当をご提案ください。
数量・希望受入日:
質問例を保存 ↓

出典

  1. Food Standards Scotland — Shelf-life guidance 2025

    公開概要の、製品ごとの期限設定と想定する流通・保管・使用条件の考え方を参照。スコットランドの資料であり、仕向地の法令判断には使用しません。リンク先の文書本文は未使用。

  2. Food Standards Agency — MyHACCP: Describe the product

    組成、包装、保管・流通、必要な期間を製品情報に含める点を参照。問い合わせの整理に用い、食品の妥当性確認や製法の指定には用いません。

品物、仕向地、まだ決まっていないことをお知らせください。見本や、途中の仕様書から相談できます。

調達の相談をする

入力フォームは英語です。

製造分野から探す

  • 日本からの食品製造・調達 →

関連ガイド

  • 食品OEMの小ロット見積は、製造と包材を分けて比べる
調達ガイド一覧 →

海外取引支援

  • 海外取引支援
  • 日本のメーカー・供給企業の方へ
  • 調達ガイド(英語)

会社情報

  • HAMの会社情報
  • HAMの事業一覧
  • 私たちの考え方
  • お知らせ
  • 海外ビジネスガイド

お問い合わせ

  • お問い合わせ
  • 日本からの調達を支えるパートナー募集
  • プライバシーポリシー

HAM合同会社

名古屋オフィス

〒453-0016 愛知県名古屋市中村区竹橋町5-12THE WHITE OISE301

contact@h-a-m.info

© 2021–2026 HAM合同会社