MANUFACTURING / JAPAN SOURCING
ゴム成形品の試作見積で、金型と検査をどう指定するか
試作の目的、提案する型、仕上げた見本、添える根拠を一緒に比べます。見本の価格だけでは、次の判断までに残る仕事は分かりません。
二つの見積で、次に受け取るものが違う
たとえば、小型機器の筐体に使うゴム製の脚を試作するとします。一方の見積には簡易な試作型と見本、もう一方には量産用の型の提案、仕上げ、寸法報告が含まれます。合計だけを並べると、違う仕事の価格を比べることになります。
図面の版、用途、試作数量、見本で知りたいことから依頼します。形状と組付けを見たいのか、材料を比べたいのか、提案する成形品の働きを確かめたいのか。ダイワ化工のアルミ型の資料は、比較のためのゴム試作の個社例です。[1]
提案する配合・材料の参照先と、硬度を示す基準も部品に添えます。切削や積層造形のモデルを提案されたら、何の材料と工程を表すかを伺います。富士ゴム化成も試作と検査の用途を分けています。[4] 一つの目的に使うモデルと、予定する成形材料・工程の根拠を分けます。
どの型を、何のために作る提案か
含まれる型、試作か量産かという段階、基準にする製品図面を伺います。取り数、合わせ面や関係するゲート跡、仕上げを重視する面も提案で特定してもらいます。今回の試作に含む仕事、調整できる範囲、別の見積になる修正を分けて聞きます。
共和工業の型の説明は、直圧式とトランスファー式を、形状・精度・部品の要件と関係付けています。[2] 「簡易」という名前だけで選ばず、なぜその方法を提案するかを伺う根拠になります。試作型と後の量産の方法の関係も、明らかにしてもらいます。
- 1型:目的、図面、含まれる試作・修正を特定する
- 2見本:材料、成形方法、合意する仕上げを特定する
- 3根拠:見本を、寸法と機能の問いへ結ぶ
図は購入する仕事の範囲です。線は提案する物の対応を示し、型の設計、製造条件、寸法限度、承認を指定していません。
仕上げた見本と、測ることを指定する
見本の個数だけでは、バリ取り、合意した面の仕上げ、必要な記録を含むかは分かりません。この脚で大切な外観の面と、機能に関わる形を示し、提案する仕上がりをどう評価するかを伺います。図面との差は、含まれていると考える前に示してもらいます。
共和工業の公差の基準は、個別の図面指定と協議を分けています。[3] 今回の重要寸法と必要な限度を明示し、技術担当と測定法、見本の状態、報告する結果を合わせます。柔らかい部品をどう支え、保持して測る提案かも伺い、両者で結果の意味を合わせます。「標準検査」という言葉だけで済ませないための確認です。
| 提案の対象 | 比較前に特定すること | 含む仕事を伺う |
|---|---|---|
| 材料と試作目的 | 比較前に特定すること図面の版、候補配合、知りたいこと、数量 | 含む仕事を伺う予定する量産材料・工程との差 |
| 型と試作 | 比較前に特定すること試作・量産の段階、取り数、図面の参照先 | 含む仕事を伺う型費、試作、含む調整、別途の修正 |
| 仕上げた品物 | 比較前に特定すること重要形状、合わせ面・跡、合意する外観 | 含む仕事を伺うバリ取り、他の仕上げ、評価する見本 |
| 検査と記録 | 比較前に特定すること寸法、方法、見本の状態、機能の問い | 含む仕事を伺う個別結果、見本番号、報告の範囲、未試験 |
| 後の供給 | 比較前に特定すること継続数量、採用した基準 | 含む仕事を伺う型の所有・保管・保守条件、見直す変更 |
見本の判断と、量産発注を分けて残す
設計・品質担当に、識別した見本が何を満たし、何の評価が残っているかを記録してもらいます。寸法が合う脚でも、使用中の働きまですべて分かるとは限りません。関係する機能の根拠を、寸法・外観の記録と一緒に残します。
継続供給を検討するときは、採用した図面と材料、見本の識別、仕上げ、評価の基準を保持します。型費の支払いから推定せず、所有、保管、保守、修正、後の量産の条件を合わせます。試作から量産の提案へ進む際、どの変更を見直すかも伺います。
調達の相談には、図面や見本の参照先、用途、仕向地、見積でまだ解決していないことをお知らせください。日本の成形先に伝わる比較にし、各提案が次のどこまでを含むかを明らかにします。
仕入先への質問例
確認文面を開く
部品・図面の版、用途、仕向地: 試作で知りたいこと、数量、継続供給の予定: 候補の材料・配合、硬度の基準、量産との差: 型の段階、取り数、図面の参照先、提案する方法: 型、試作品、仕上げ、検査、修正の仕事を分けて示してください。 重要寸法、外観面、許容する跡・バリの状態: 提案する測定法、見本の状態・支持、個別結果: 見本番号、寸法報告、機能の根拠、試験待ち: 試作で含む調整と、別見積になる仕事: 型の所有、保管、保守、後の供給条件: 採用した基準と、見直しが必要な変更:
出典
- Daiwa Kako — Simple aluminium tooling for rubber prototypes
PDF1ページの簡易アルミ型によるゴム試作を参照。価格・納期・削減率・金型寿命・供給能力を一般の約束にしません。
- Kyowa Industries — Types of rubber mould
導入と直圧・トランスファーの節を確認。形状・精度等と金型提案の関係を参照。方式の一律順位や全成形法の網羅としません。
- Kyowa Industries — Dimensional tolerances for rubber products
同社の寸法公差の基準の節を確認。個別図面と協議の扱いを参照。数値表や規格一般への説明は採用せず、現行規格本文を読了したものではありません。
- Fuji Gomu Kasei — Machining and 3D printing
試作・検査の用途、依頼の流れ、寸法測定のFAQを参照。試作目的と検査の成果物を特定する根拠。製法全体の性能順位、納期、材料の同等性は採用しません。